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変数変換(change of variables)

1変数関数 f(x) の定積分に関する置換積分の公式に対応するものを2重積分で考えてみましょう.

いま xy 平面上の領域 uv 平面上の領域 との間に

なる1対1で上への対応 があり, u,v に関して 級であるとします.さらに,

上で常に0にならないものとします.このとき次の定理が成り立ちます.

 

ここで用いられた J(u,v) を ジャコビアン(Jacobian)  といいます.簡単な例でジャコビアンを説明しましょう.

例えば, で与えられたとします.すると,

と表わせ, が正則行列ならば,逆行列 が存在するので,

ここで, xy 平面上に4点 を頂点とする長方形を考えます.この長方形の面積は で与えられることに注意し,対応する uv 平面上の図形の面積を求めてみましょう.

より

よって, uv 平面上の図形の面積

これより

これがジャコビアンです.

特に極座標 を直交座標 (x,y) に変換するときは, より,

となるので,

  
Figure 7.7: 変換前と変換後

極座標変換を用いると, , また, より .よって

にうつる.したがって,

極座標変換を用いると より

にうつるので,

[H]





Hisashi Yokota
Thu Dec 26 14:08:48 GMT+0900 1996